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岩船祭 [日々雑感]

去る10月18,19日と岩船祭が行われました。新潟県の北方に位置する村上市にある小さな港町の岩船。私が祭りに参加するのは十年弱ぶり。皆さんもそうでしょうけど、やっぱり地元の祭りは良いですね!!!
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18日は、宵宮。19日から本祭で、早朝から各町内から「おしゃぎり」と呼ばれる屋台が神社に集結し、そこから各町内を練り歩く。終わるのは20日の深夜というか早朝。
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岩船のおしゃぎりは、全部で9台。

先太鼓が、道を清め、
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岸見寺町のお船様と呼ばれる明神丸が先頭です。お船様は、漆の重ね塗りで朱色の豪華な船です。岩船の祭りは、このお船様が祭りの中心的役割を果たします。
次いで地蔵町の諏訪大明神とおしゃぎりが続きます。
で、
ちょっと面白いのが岩船は下と上の町内のおしゃぎりが毎年入れ替わります。
早番と呼ばれ、今年の早番は、下の方で、地蔵町に下大町の福禄寿(岩船の人は、外法(げほう)様と呼んでます。)、下浜町の恵比寿(えびす様)と並びます。

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恵比寿様が竹竿で鯛を釣っているのがわかりますかねぇ!?
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その次は、上の地域になり、 上大町の大黒天(だいこく様)、上町の御神酒徳利(おみきとっくり)、上浜町の武内宿弥(たけのうちのすくね)、惣新町(縦新町、中新町、新田町)の花傘と続きます。

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で、
最後は横新町の御神馬(白馬)(岩船の人は、白駒(しろこうま)と呼んでます。)

先ほど、下と上が毎年入れ替わると書きましたが、並びを見てわかるように、今年は恵比寿、大黒と続く年で、神社の前で、恵比寿様と大黒様が揃う形になり、最近では、神社の前で、揃った形で、おしゃぎりの上台から五円玉や御餅がまかれるようになりました。
(イベント化されて定着したようですが、良い形での変貌なので、うれしい限りです。)

おしゃぎりの乗せ物以外にも、見送りと呼ばれるおしゃぎりの上台の後ろ側の彫刻もすばらしいですよ!
一部ですが紹介します。

下大町:二見が浦の景に海老
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下浜町:雲に麒麟
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上大町:日の出に鶴
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上町:鷹
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惣新町:鯉の滝登り
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夜なるとおしゃぎりにも提灯に灯りがともり、また趣のある姿に変わります。

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お船様の浜周りの様子。
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上浜町の武内宿弥のおしゃぎりの提灯飾り付けされた様子。
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白駒です。
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祭りのクライマックスは、お船様が、神社のある明神山を登る「とも山」と呼ばれる行事を行って終わります。

片田舎のお祭りですが、興味のある方は、来年再来年は土日にかかるので是非!!!
近くに瀬波温泉もあるので、温泉宿でゆっくりするのも良いと思いますよ。

村上市の紹介サイト
タグ: 岩船
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